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アパレル・インテリア会社の退職

2年目の春頃から自己啓発セミナーにはまる

僕は仕事がうまくいかず、社会人1年目から2年目にかけて非常に悩んでいました。彼女もできず、そんな時に本屋で1冊の本に出会いました。その本によれば、人には天命、いわゆるビジョンがあり、それは生まれる前から存在し、ビジョンを生きれば幸せになるという教えでした。僕はこの考えに傾倒しました。悩んでいる時は読書をして、何とか自分の考えを変えて対処する性格です。

その本に深く感銘を受け、実際にその本の著者が開催するセミナーに参加することにしました。セミナーは2日間で5万円程度でしたが、僕は参加しました。さらに、そのセミナーでは、ビジョンを生きるためには体に気を通す必要があるという話があり、気を通すためにはヨガの秘伝シャクティパットが必要で、それには50万円かかるとのことでした。普通の人ならばそのような話をインチキと思うでしょうが、この時の僕は何かにすがりたい気持ちが強く、50万円を投じて人生を変えたいと思うようになりました。

結果として、そのセミナー自体は詐欺のようなもので、セミナーの価値はなかったのですが、50万円を払うことで自分の別の一面を知ることができました。また、転職することによって、より適した仕事に就くことができたと思います。そう考えると、50万円の価値はあったのかもしれません。

夏に退職願を出す

仕事については相変わらず部長や先輩に叱られていましたが、取引先も増えたため、仕事自体は忙しく、すぐに辞めなければならない状況ではありませんでした。僕は仕事自体は決して好きではありませんでしたが、商談や店舗応援などで同じ問屋仲間と話したり接する機会があり、それは非常に楽しいものでした。

特にイオンの沖縄出店の際の店舗応援は楽しかったです。昼間は店の応援で忙しくしていましたが、夜になると問屋仲間で夜の飲み屋やスナックに行き、楽しい時間を過ごしました。問屋仲間はみな自分より年上でしたが、会社のような上下関係がなく、雰囲気が良かったです。また、N社の川崎での販売応援も楽しく、辛い中にも5%くらいの楽しさがありました。

正直、会社を辞めるか非常に悩みました。辞める決断をした理由は、50万円のヨガ秘伝のセミナーを受けるために、結局会社を1週間休まなければならなかったからです。また、当時の給与が低く、50万円を稼ぐには1年くらいかかる見込みでした。僕は来年の春にはセミナーを受けたいと強く思っていました。当時の会社では有給は原則風邪のときのみで、長期の休暇は取れないのが常識でした。仮にお金を稼げたとしても、セミナーに出るには正月休みくらいしかなく、セミナーが正月休みに開催されるとは限りませんでした。

そういった考えから、僕は会社を辞める決断をしました。会社を辞めて春までに50万円を稼ぎ、春にそのセミナーに出るという目標を立てました。今思うと、目標の方向性は間違っていたかもしれませんが、大切なのは自分で決断し、目標を立てて行動することです。その目標が他人を傷つけたり、迷惑をかけることでなければ、方向性が少し変だとしても、自分を成長させてくれるものです。なぜなら、目標を達成すること自体が大事なのではなく、目標を達成する過程で学ぶことが大事だからです

インテリア会社で学んだことまとめ

  • 「営業を極めてみろ」小山のセリフ
  • 曖昧な言葉を使うから、商談が成功しない、「多分」「と思う」とか使わない言い切る
  • 大事なことは目標を達成することよりも、目標を達成する過程で学んだことだ